リスクの対処

ちょい分けありで、保険を切り替えようかと思っている。
解約すると、だいたい140万くらい入ってくるらしい。
それで、相方が百万貯めて新車を買おう!と息巻いてたのを思い出して、

「きみきみ、これで買いたまえよ」
と、まだ手にもしていない(解約すらまだ…)お金で盗らぬタヌキの…をやってみたら、相方もすぐにノリ、
「お、いいねぇ。買おう買おう!そんで、来春家族旅行に行こう!」
って、私よりノっている。
で、我が家で盛り上がったもんで調子にのって、友人にまで「今度新車買うんでい!」とか報告してしまったら、堅実を絵に描いたようなその友人から見事にオコられてしまった!(泣)
「どうして、キミたちはそうなの?!どうしてその100万を貯金しようと思わないのよ!今、貯金はあるの?」と、すごい剣幕。
「あ、…ない」と私。
「でしょ?もしものとき用にそれは取っておきなさい。今は車動くんでしょ?それで、40万を元手にして少しずつ貯めれば100万なんて簡単に貯まるんだから。まあ、見なさい。私の通帳を…」
と、出された3枚の通帳。彼女は小額ながら毎月コツコツと貯金をしている通帳から、定期的に引き落としにしている通帳などを嬉しそうに見せてくれた。聞けば、保険も5社ほど入っているのだそう。もうすぐ20歳の頃から入っている保険が満期になるので、それが楽しみだそうだ。
「もしも」を考える彼女は手持ちに200万はないと不安なのだそうだ。
「何が起こるかわからないのよ!そういう時に備えはしておくことに越したことはないのよ」と彼女は力説する。
ごもっとも。まったく。一瞬、シュンとなったけど、なんか違う気がする。
その夜、相方に話すと、「もしも…何かってナニ?」と彼も首をかしげる。
そして、すぐに「いいよ、買おうよ。僕らはこうゆうんだから」
実はそうなんよね〜。コツコツ貯金してってどうも、私には違うんよ。何かあったらって、いうことから物事を決めるのもどうも違うんよね。
体にフィットしない服を無理して着るみたいな感じ?
逆にその友人が私らみたいにノウテンキに構えていたら、それも違う服を着せられているようなもんだと思う。
そう。人それぞれにリスクへの対処の仕方は違うんだと思う。
私だって、もちろんいろんなリスクは考えている。だけどそのときの対処の仕方が、私の場合、物質的なものではなく、精神的なものなんだよね。
コツコツと貯めているのは金ではなく、そんなときの精神力というか、「天の助け」を信じる力なんだよね。
お金も人も含めて、必要なときには必要なものがちゃんとやって来る、と。
そして、きっと大丈夫、悪くはならないと思う心の筋力を鍛えること。
少なくとも、私はこうやって生きてきたし、これでこれからも生きていくと思う。相方はたぶん何も考えず、行き当たりばったりの勘だけで動いて(理数系のようで、実は私より右脳人間?)、私と似たことを感じているのだと思う。
そのために私は毎日、気付きをし、センサーを磨き、天に感謝をしているんだから…
って、言ってもなあ〜、この説得力のなさ!
こんなファンタジーみたいなことが、物質界をバリバリ信じている世間様、友人様に通じるはずがない。
けど、ニューエイジャーだとか何とか言われようと、この確信が最近ますます強まってるから、幸せにもなり一方じゃ困ってるんだよね(笑)。
後は、私が生き方で示すしかない。何もせずに祈っているだけでは決してないことを。
この精神とポリシーで生活も人づきあいも仕事も向かい合って行っているのだから。現に私のやっている仕事(新聞C.V、ニンジンの本)もその一環なんだけどね。
そう思うとエネルギーが自然と湧いてくるな。ガンバロ!