新しい出会い 新しい動き

「ふつう、この年になって新しい人とは、そうそう出会わないよ」
友人が言っていた言葉に首をかしげた。そうか?‘ふつう’はそうなのか…
だけど、私は毎年次々と新しい人に出逢っているゾ。
これは‘ふつう’じゃないのかな?
もちろん仕事がら、毎日のように新しい人には会う。けど、この会うはその場限りの人が多かったのだが、最近、パーソナルに深く切り込む仕事をしているせいか、単なる取材の人だけでは終わらなく、なんらかの形でつながる人が多くなった。
また、プライベートで出逢う人でも、出逢った人は友達と呼べるくらいの仲に進展している。
大げさに言えば「巡り逢う」のような、出逢いだ。
それだけではない。旧知の友や知人に久々に会ったとき、彼、彼女らは、確実に進化して、まるでリニューアルしたような新鮮さを感じ、同じ人でも‘新たな出逢い’があることを知らさせる。
変わらないためには、常に変わっていなければというが、それを私は人の出逢いで実感している。
自分が変わっていないこと。常に変化をしていること。
最近、会う人たちは、何かを始めようと試みて具体的に動いている。みんなそれぞれ違うのだけど、みんないいエネルギーを持っている。そばにいて気持ちのいい、また元気をもらうポジティプな人ばかりだ。
自分の周りの人間を見れば、今の自分のエネルギーレベルがわかるという。今の私が、彼らのようだとしたら、こんなうれしいことはない。
何も思案せず、とにかく自分を信じて前に進めばいいんだと励まされているようだ。
背中を押してくれる人たちは、周りにたくさん生きているのだから。