ふたたびの始まり

ここ最近、1ケ月の間くらい、いい感じの忙しさで充実したペースだった。
だけど、7月に入ったとたん、またまたスケジュールが過密化して来た。
12年前に携わった自然界の大切さを伝えた本が、続編を作ることになったのだ。某有名雑誌によると、今や自然食品界のベストセラーらしい。本が出て、すでに12年という歳月を経たのには感慨を覚えた。あの本づくりと、著者であるA氏との出逢いをきっかけにして私は人生に目覚め始めたと思う。
12年後に、ふたたび本の企画を立てて欲しいと電話があったとき、これは、作らなければと思う気持ちになり、翌日にはすらすらとコンテンツができあがっていて、その週にはすでに打ち合わせを行っていた。
今、何を書き、何を伝えなければならないのか?ということを知っているかのようだった。A氏と話したとき、12年前のように方向性がぴったり同じだとわかった。
ただ、A氏の希望は、今年中に発行という「ンな、バカな!」的スケジュールなのだ(泣)。しかも反対してくれるとばかり思っていたデザイナーと印刷会社の担当は、「できないこともない…」というじゃないか。
そんな矢先に、レギュラーの新聞の仕事が突然、今月末発行という、「ンな、バカな!」の決定が下された。
その上、もうそろそろレギュラーである年1回発行の住宅雑誌が動き出そうとしている。
おまけに私は習い事を始めたばかりだ(泣)。私には珍しくカラダを動かす習い事だけど、とてもハマっている。これだけは3日坊主になりたくないので続けたいと固く決心したばかりだ。
身内と友人のお付き合いもこれまた、充実しまくりで、土日はホームパーティーやら、家族とのお出かけなどで今月はすべて埋まっている。
家事と仕事とプライベートをやりくりする、またまた、嵐の日々…はすでにもう始まっている。
来年の天王星人は、12年の集大成となる「達成」の年だそうだ。何があるんだろう?と思っていたけど、ライターとして、自分の作りたい本も含め、まさにこれは、12年ぶりの大仕事になりそうだ。
このスケジュール、誰がやるんだ?と思いながらも、不思議なことに私は「やれる!」とどこかで思っている。
いや、信じている? もっと言えば知っている、と言った方がいいかもしれない。
私の「仕事」は、文章で伝えること。
そのことを感じているからこそ、自分はもう動じなくなっているのだと思う。