書くことのリラックス

睡眠不足と体力不足の中で今朝も朝から取材。まだ前の仕事の原稿が片付いていないのに、もう次の仕事が始まることの苦さ。たとえ、最後にはできると知っていても、少し凹む。
そんなときの私は仕事が終わった後で、空気が抜けたように力が抜け、爆睡してしまう。眠っても眠っても眠たくなる。
こんなときの私のリハビリは、映画(またはDVD)を見ること。それと皮肉なことに書くことだ。
子供の頃からの心の傷や闇や不安や恐怖や喜びや疑問、そのすべてを書くことで吐き出していた。いや、吐き出すというより支えでしかなかった。日記、詩、小説、エッセイ、手紙…書くことで私はリハビリをして、バランスを取ってきた。書いていなかったらきっと、私は病むか破壊していただろう。
書くことを仕事にして、書くことに支えられている。
こんなにも疲れたときに、書きながら解放されている。リラックスするなんてヘンだと思うけど、もう身に付いてしまっている。どんなに助けられたことだろう。
例え書くことを仕事にしていなくても、私はきっと書いているだろう。私にとっての書くことは人生だと思う。
こういうものに出逢ったことに、そして、いちばん身近な書くことを仕事にできたことについても、私は感謝せずにはいられない。