ありがたいこと

今週から保健所指定の洗面台設置工事が始まるので、しばらく「風の家」滞在になる。

相方は30分前に起きることになるので、朝は日頃より忙しい。
うちの父の朝の日課は神棚と仏壇へのお水替えと、お祈りだった。
朝ご飯を用意した母と、それをまっているわたしは、
「また、おとうの日課が始まった〜」と、半ば呆れ顔だった。
その日課は、いつの間にかわたしが継ぐようになったのだけど。
今朝、忙しくしているわたしに代わって、なんと、何も言わないのに、相方が黙って神棚の榊と水飲みのお水替えをしてくれていた。







まあ、マンションでの神棚のお水替えは彼の仕事だから、それは自然だったのだろうけど、その姿が父と重って、なんか、うれしいやら、ありがたいやら…。


そのありがたさは、そのまま今日の工事に。

ありがたいことに、わたしは、なぜか昔から、いろんなもらいものをするのだけど、
まさか流し台をもらおうとは思ってもいなかった。

大工の叔父さん(おじさん)が連れて来た水道屋さんと打ち合わせしている時に、
わたしは、ただ一言、
「流し台新しくしたいけど、そこまでのお金ないしね〜」とボヤいただけなんだけど、水道屋のおじさんが、ひょいと言った。
「オレんちに余ってるのあるけん、やろうかあ!」と言ってくれるではないか!
以前の工事で引き取って倉庫に置いてあったのだという。
なんという僥倖(ぎょうこう)!
そこで、「いえいえ、そんな申し訳ない…」などと言っちゃいけない。
すかさず、「やったー! うれしいー!ありがとうございます!」
と思いっきり喜ぶ。
すると、あげようと思ってる人のテンションもあがり、やりがいも出てくるというものだ。

さっそく、


(古い流し台を覗き、)




(複雑な水道工事を時間をかけて)


いただいちゃった、ジャーン!



(新しいシステムキッチンだあ!)




ホントに本当にありがたいこと!

感謝、感謝の風が吹く「風の家」です。